6月のエントリーでお伝えした、走行距離わずか891kmのNSR50…
「じょじょに作業を進めて、夏過ぎぐらいの完成を目指します」
なんて書いたのですが、夏の繁忙期にかまけてまったく手付かず…
やっと重い腰を上げて、レストア作業を進めていきます。
まずは部品の発注。
以前車両を細部まで点検し、要交換部品は把握しております。
走行距離は極少ながらなんせ29年間眠っていた車両…
ゴムの部品、ホース類は全交換いたします。
一部のパーツで欠品になっておりましたが、ほとんどの部品がまだ入手可能なのがNSR50のいいところ。
思いつく交換パーツを数万円分オーダーしました。
そして作業はフロントフォークのオーバーホールから。
湿気の少ない場所に保管されていたのか、幸いなことにインナーチューブに錆は見受けられません。
全バラ・清掃し、シール類を新品に交換します。
フォークオイルも純正を使用。
87年の出荷当時と同じ仕様で組み上げます。
続いてブレーキキャリパーの点検・清掃
こちらも全バラしましたが、とても程度がいいです。
キャリパーの内部までキッチリ清掃。
もともと走行距離が少ないので、汚れもこびりついておらず、簡単にピカピカに。
ブレーキパッドは新車当時に装着されていたものです。
残量はたっぷりありますが、劣化を考慮して新品に交換します。
ピストンもキレイな状態でしたが、念のため新品交換。
この後シール類を新品に交換して組み上げます。
その2に続く…